使い方
株式スクリーナーで条件を絞り込みすぎないための考え方
条件を増やすほど精密に見えますが、境界付近の銘柄や欠損値のある企業を機械的に除外する可能性があります。
最初に探す目的を一つ決める
割安性、成長性、収益性、現金創出力のどれを探すか決め、中心指標を1〜2個にします。割安性ならPER・PBR、成長性なら売上CAGR、収益性なら直近ROE・営業利益率から始めます。
条件は一つずつ追加する
最初から多くの上下限を入れず、条件を追加するたびに件数と顔ぶれを確認します。閾値のわずかな違いで境界付近の銘柄が機械的に除外されるため、数値は絶対的な合否ではなく候補整理の基準として扱います。
欠損値と業種差を理解する
必要な期間や分母が不足する指標は算出されず、条件指定時には候補から外れます。また業種によって一般的な利益率やPBRは異なります。業種や時価総額帯を近づけて比較します。
抽出後に時系列へ進む
スクリーナーは分析の終点ではありません。候補を個別銘柄分析で開き、売上、営業利益率、直近ROEの過年度推移、CFを確認します。条件に合った理由が一時要因なら、機械的な抽出結果をそのまま判断材料にしないことが重要です。
J-Stock Dataで確認するには
- PER・PBRなど目的に合う1〜2指標で広く抽出する
- 直近ROEを追加し、条件追加前後の候補数を見る
- 売上CAGRまたは営業利益率を加えて成長と採算を確認する
- 候補名から個別銘柄分析へ移動する
- 年度・四半期の業績とキャッシュフローを確認する
まとめ
少数条件で広く抽出し、条件を段階的に加え、最後は時系列と開示資料で確かめる流れが実用的です。